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【夢物語に現実性】映画「バービー」レビュー

https://www.warnerbros.com/movies/barbie

どうも、気ままにカエルシネマ【】です。

ほんと、暑い日が続いてますね。

まだ8月も中旬で、これからまだ暑い日が続くなんて、

ちょっと気が引けます(笑)。

先日、映画「バービー」を見てきましたので、レビューしていきたいと思います!

※後半、ネタバレありとなっています。ご注意ください。

<あらすじ>

すべてが完璧で今日も明日も明後日も《夢》のような毎日が続くバービーランド!

バービーとボーイフレンド?のケンが連日繰り広げるのはパーティー、ドライブ、サーフィン。

しかし、ある日突然バービーの身体に異変が!原因を探るために人間世界へ行く2人。

しかし、そこはバービーランドとはすべてが違う現実の世界、

行く先々で大騒動を巻き起こすことにー?!

彼女たちにとって完璧とは程遠い人間の世界で知った驚くべき〈世界の秘密〉とは?

そして彼女が選んだ道とはー?

予想を裏切る驚きの展開と、明日を明るく変える魔法のようなメッセージが待っている。

https://wwws.warnerbros.co.jp/barbie/about/

<レビュー>

予告編を鑑賞し本編上映を見に行きましたが、

予告編の雰囲気とは裏腹に、

バービー人形を題材にしコミカルな演出が目立つ反面、

分かりやすくメッセージ性を出している作品であると感じました。

特にメッセージ性の部分、

男性の方に刺さる部分があったのではないでしょうか…(笑)

これに関しては批判的に意見があっても仕方ない部分もあるでしょう。

世間では多様性を重視する動きが盛んになっていますが、

結局のところ、この映画のように世界的に染みついているステレオタイプな部分、

なかなか考え方を改めためられなかったり、

変えていくことが難しいよねってところです。

そういったところをしっかりと捉えて、

過激な偏見を持ち合わせずにうまく作品へ仕上げていたと思いました。

まぁとにかく、マーゴット・ロビー、可愛いですねw

DC映画「スーサイド・スクワット」のハーレー・クイーンを演じているころからセクシーで可愛い方だなとの印象でしたが、

やっぱり可愛い。

あと、表情が豊かで喜怒哀楽がハッキリしていて、とても感情移入できました。

*****ここから、ネタバレレビューとなります*****

MCUファンから見て一言。

『え、シャンチー役とグラヴィク役の俳優おるやんけ!(笑)』

正直、冒頭のシーンはこのマインドに持っていかれましたw

映画「シャンチー テンリングスの伝説」主人公シャンチーを演じたシムリウ、

ドラマ「シークレット・インベージョン」ヴィラン グラヴィクを演じた

キングズリー・ベン=アディルが登場。

そして、二人の名はどちらとも”Ken(ケン)”でしたww

二人ともMCUでは見せなかったコミカルな部分を見れて、良かったです。

個人的な総評すると、☆×4(☆×5が満点とする)。

コミカルでミュージカル的な映画は基本的に好きなので、

その段階でとてもおもしろかったです。

一番評価する点はバービーとケンの関係がはっきりと比較対象になっている部分。

現実社会は男主導の社会になっているのを知らないケンとそれを知って、

”ケンダム”なる王国をバービーランドで築く。

逆に女主導の社会のバービーランドで現実はそうではないと気づくバービー。

どちらに偏ってもよくない、バランスが大事なんだ。

最後はそのような形で幕を閉じ、フェミニズムを押し出すだけの作品でなく、

綺麗な幕引きで終わる良い映画でした。

そして、バービーは人間になる選択をする。

死を恐れて色々と問題が起きたが、それでも自分は自分でありたい。

そう願い心の綺麗さ、とても感動です。

こんなに良い作品なのに、、、

なんで「オッペンハイマー」とコラボして炎上して。。。

とても悲しいです。

「オッペンハイマー」マジで日本で公開してほしい。。。お願い(笑)

それでは、またお会いしましょう!

バイバイ!

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